中国外務省 日中外相会談を中止 台湾に関するG7の声明を受け

中国外務省の華春瑩報道官は4日の記者会見で、主要7カ国(G7)が台湾をめぐる情勢に関する声明を発表したことを受け、カンボジアのプノンペンで予定されていた日中外相会談の開催を中止したと発表した。
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これよりも前、G7の外相は、中国の「威嚇的な」行動、特にエスカレーションにつながりかねない軍事演習に懸念を示すという共同声明を発表した。声明では、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問に対する中国の「エスカレートした」対応は、地域の緊張を高める危険性があるとの見解が示されている。
華報道官によると、中国は今後プノンペンで日中外相会談を開催しない。その理由は、日本がG7や欧州連合(EU)とともに、根拠なく中国を非難する共同声明を出し、「黒いものを白いといつわる」ためだという。
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