米ホワイトハウス、駐米中国大使を呼び出し

米ホワイトハウスは、台湾周辺での中国の「挑発行為」を受け、中国の秦剛駐米大使を呼び出し抗議した。ワシントン・ポストが、ホワイトハウスのカービー報道官の声明を引用して報じた。
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「無責任かつ台湾海峡の平和と安定を維持するという我われの長年の目標に反する中国の軍事行動を非難する」

またホワイトハウスは大使との面会で、すべての通信ラインを維持することを望んでおり、米国の台湾政策に何も変わりはないことを表明した。一方、ホワイトハウスは、中国の行動は容認できないと考えており、インド太平洋地域における自国の利益を擁護すると強調した。
中国、台湾訪問を理由にペロシ氏とその近親者に制裁を実施=中国外交部
中国は先に、ペロシ下院議長の訪台について、中国の主権と領土保全に深刻な損害を与え、「一つの中国」原則に反していると発表した。中国人民解放軍は4日、台湾周辺の6つの空・海域で、実弾射撃を伴う大規模な軍事演習を開始した。
中国が発射したミサイル11発のうち5発が日本の排他的経済水域(EEZ)内に落下した。また中国は、台湾の2つの基金会に対して制裁を発動、台湾への天然砂輸出と台湾からの柑橘類及び複数の水産物の輸入を停止した。
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