メキシコ大統領、5年間の全面的な休戦を呼びかけ

世界的な危機に対処するため、各国は少なくとも5年間、すべての軍事および貿易戦争を停止する必要がある。記者会見の席でメキシコのアンドレス・マヌエル・ロペス・オブラドール大統領が全面的な休戦を呼びかけた。
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同大統領によると、すべての国家間で少なくとも5年間の休戦に合意することが求められており、それは、世界の人々が直面する危機に対応する機会を得るため、そして、戦争と紛争を停止させるためだという。同大統領は特に、ロシアとウクライナ間の軍事行動を終わらせるよう呼び掛けた。
オブラドール大統領は、米国とロシア、中国にこの提案を受け入れ、国連に提起するよう求めることができると語った。
「世界のどの国の政府も無責任に行動することはできないし、すべきでない」
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2月24日、メキシコのマルセロ・エブラルド外相は、ウクライナへのロシア軍の進軍を非難し、この国の領土保全の尊重と即時停戦を要求した。ロペス・オブラドール大統領は後に、メキシコはロシアに対して制裁を課すつもりはないと表明した。
また、同大統領は、メキシコの立場は中立であり、ロシアとウクライナの両政府間交渉で調停役を務めるつもりはないと述べた。
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