日本・茨城 積水メディカルの研究施設、排水管損傷で放射性物質が検出

積水化学傘下で医薬事業を手掛ける「積水メディカル」の茨城県の研究施設で、排水管の損傷が確認され放射性物質が検出された。5日の同社と茨城県の会見をもとに、日本の各メディアが伝えている。従業員の被ばくは確認されていないほか、環境への影響はないとみられるとしている。
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NHKによると、茨城県東海村にある「積水メディカル創薬支援センター」で4日、実験棟の解体中に床下の放射性物質を含む廃液を流す排水管2カ所が破断しているのが確認された。その後の調査で、床下の土の表面から通常の値を超えるトリチウムなどの放射性物質が検出されたという。
同社は今後、排水管損傷の原因を調べる。
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