スイスの氷河が猛暑で融解、半世紀前に行方不明となった飛行機の残骸発見 

スイス南部ヴァレー(ヴァリス)州にあるアルプス山脈最大のアレッチ氷河で、氷河の融解により、1968年に墜落した軽飛行機パイパー・チェロキーの残骸が発見された。同州の警察が発表した。
この記事をSputnikで読む
警察の発表では「スイス安全保障調査局(SESE)は空軍からアレッチ氷河で航空機の残骸が発見されたとの報告を受けた」とし、「調査の結果、残骸は1968年6月30日にこの地点で墜落したパイパー・チェロキー(登録番号HB-OYL)のものであることが判明した。出来る限り早急に回収作業を開始する」と述べられている。
警察は、特に夏場は氷河が溶けるため、氷河から他の残骸が露わになる可能性があると説明している。警察は、これらの物品を発見しても触れないよう呼びかけている。
気象庁によると、スイスはこの夏、3度の熱波に見舞われている。
関連ニュース
記録的な猛暑からオランダとフランスが水不足に直面
海面上昇で数万世帯移住も NZが気候変動対策プランを発表
コメント