「19FortyFive」によると、中国の戦闘機「J-11」はロシアの「Su-27」を原型としており、元々は1995年、中国がロシアに25億ドルを支払い200機をライセンス生産したもの。だが、この契約が終了したあとも、中国は機体を分解して設計図などの仕様を明らかにする「リバースエンジニアリング」をロシアに無断で行っていると記事は指摘している。この結果、「J-11」は「Su-27」と瓜二つになっているという。
また、中国はロシアの対空防衛システム「S-300」を2003年から購入しているが、中国産の「HQ-9」のレーダーやネットワーク効果は「S-300」のそれに非常に似ているという。中国は「HQ-9」を自国の技術で生産したと主張しているが、専門家は「S-300」から得た技術情報を利用し、改良を続けているとみている。また、米国のパトリオット・ミサイルも参考にしている可能性があるという。
記事では、中国を相手に取引をする際は、技術に関する知的財産を踏まえた値段交渉をすべきだと警鐘を鳴らしている。
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