米国とインド 中印国境の係争地付近での軍事演習の実施を協議

米軍とインド軍が、今秋に中印国境の係争地に近いインドのウッターラーカンド州で合同軍事演習を実施する予定であることが分かった。米CNNが伝えている。
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米国防総省はCNNの取材に対し、インド側とのパートナーシップを築くことは「自由で開かれたインド太平洋地域を構築する上で最も重要な要素の一つである」と述べた。
また同省は、米軍とインド軍による演習は、地域の安全保障を確保するための「相互 運用性」を高めることになると指摘している。
インド外務省は5月、中国が両国の国境付近にあるパンゴン湖に2本目の橋を建設していると発表した。インド政府は、中国政府がこの湖を占拠しているとみている。
インドを訪問中の米太平洋軍司令官チャールズ・フリン将軍は、インドとの国境付近での中国の軍拡は「憂慮すべきもの」で、「教訓となるもの」だと語っている。
一方、中国側は米高官のインド訪問は「炎を燃え上がらせる」試みであると述べている。
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