米国、ウクライナに10億ドルの追加軍事支援を発表

米国はウクライナに対する新たな軍事支援を発表した。今回の軍事支援は総額10億ドル(約1340億円)で、今回の支援には対戦車ロケット砲「ジャベリン」に加え、高機動ロケット砲システム「ハイマース」と防空ミサイル・システム「ナサムス」用の誘導ミサイルが含まれる。米国防総省のプレス・リリースで明らかになった。
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今回の軍事支援は総額10億ドルで、一千発のジャベリンに加え、医療用装甲車、爆薬、医薬品などが含まれる。また、ハイマースとナサムス用の誘導ミサイルも含まれる。
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国防総省は西側による高機動ロケット砲の供与が十分な規模に達したと判断している。米国はハイマースを16基、英国は高機動ロケット砲「S270」を3基、ウクライナに供与した。また、ドイツもウクライナに同様の兵器を3基、供与することになっている。そのほか米国は7月、防空ミサイル・システム「ナサムス」を2基、供与すると発表していた。
これにより米国がウクライナに行う軍事支援は総額98億ドルに達した。2014年以降から計算すると、その額は118億ドルに達している。
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