世界的ファッションデザイナーの三宅一生氏が死去

5日、世界的なファッションデザイナーの三宅一生氏が亡くなった。84歳だった。
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同氏が立ち上げたブランド「イッセイミヤケ」は世界的な評価を得ており、洋服の概念を打ち破る数々の作品は人気が高く、世界各地の美術館に収蔵されたのをはじめ、展覧会も開催されてきた。
三宅氏は広島生まれ。東京の多摩美術大学を卒業後、フランスで伝統的なオートクチュール(高級注文服)のデザインなどを学び、その後、ニューヨークで修業を積んだ。1971年に自身のブランド「イッセイミヤケ」をスタートさせている。
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三宅氏が7歳だった1945年8月6日に広島に原爆が投下され、幼い目でその惨状を目の当たりにすることとなった。2009年にニューヨーク・タイムズ紙に三宅氏の寄稿文が掲載され、「世界中の人々が声をあげて、平和への望みを表明しなければなりません」と、核なき世界を訴えている。
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