マルチメディア

枯葉作戦の記憶 米軍が散布した「オレンジ剤」の影響

ベトナム戦争中の1961年8月10日、米軍はランチハンド作戦として枯葉剤の散布を開始した。通称「オレンジ剤」含め数種類の強力な枯葉剤は、ゲリラの隠れ家となる森林を枯らし、食料の供給源となる畑を破壊するため航空機で広い範囲に散布され、約10年にわたり使われ続けた。
この記事をSputnikで読む
当時、枯葉剤は農作物や人畜には無害とされていたものの、大量に散布された地域では死産や流産、奇形児の出生率が増加。枯葉剤に含まれていたダイオキシンが原因と考えられている。
この日、ベトナムでは「枯葉剤被害者の日」に定められている。
コメント