公園の長さは13キロに達する。火災が発生したのは6日午前。焼失面積は現時点で3600ヘクタール。同公園には、ユニークなイチイの木や樹齢数百年のオークが生育している。地元当局は、植物への被害は取り返しのつかないものになるだろうと指摘した。ポルトガル国立農業・獣医調査研究所のジョルジュ・カペル氏は「イチイの木は少ししか残っていない。火災によって、再生して種子を生産する能力が被害を受けると、イチイの木は完全になくなってしまう」と強調した。関連ニュース