5 日の落雷により石油貯蔵庫で火災が起こり、その夜、別の貯蔵庫でも火事が発生した。消防士らは、この火災はキューバの歴史上、最大規模の火災だと述べている。公式データによると、火災による負傷者はすでに125 人に上り、うち 22 人が入院となった。また、16人が行方不明、1人が死亡している。
ゴフシュタイン氏によると、現在、あらゆる手段が取られているが、空中からの消火は行われていない。
同氏によると、この火災を水で消すことは不可能であり、現場では泡や化学薬品、または二酸化炭素だけが役立つと専門家は指摘する。しかし、これらはすべて非常に高価であり、現地で十分な量を入手することは困難だという。
さらに、大量の煙と風のため、空中からの試薬の投下精度はまったく低いといえる。
「火災現場の上には赤熱した空気の柱が立ち上っており、航空機でこうした作業をやり抜くことは相当困難といえる。それほど高温ではない高所からの消火は効果がなく、低空では航空機が燃えてしまう」
ゴフシュタイン氏は、「鎮火は、おそらく困難だ。あまりに規模が大きすぎる」と語った。
同氏によれば、つまり、炎はいずれ燃え尽き、消えるという。