ウクライナでの露特別軍事作戦

ドネツクのビール工場をウクライナ軍が砲撃 アンモニア流出

ウクライナ軍はドネツクのビール製造工場を攻撃。600平米の敷地内にあったプラスティック容器やパレットが燃え、さらにアンモニアパイプラインが損傷。これによりアンモニアが流出した。
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ドネツク人民共和国非常事態省は10日、砲撃時に工場敷地内にいたのは32人、そのうち1人が死亡、2人が負傷したと発表した。
着弾によりアンモニアタンクが損傷。約2キロメートルの範囲に影響がおよんだ。事故処理に消火機材13台、51人が動員され、アンモニア流出は抑えられた。
ドネツク通りにはアンモニア特有の刺激臭がしていたと報告されている。有毒物質であるアンモニアが体内に入れば、重度の中毒や肺水腫となる恐れがある。市民には屋外に出ないよう、また窓を開けないよう勧告が出されている。また呼吸の際にはクエン酸あるいは酢酸5%溶液に浸したガーゼマスクを介するようアドバイスがあった。
ウクライナ軍は定期的にドネツクおよびルガンスク両人民共和国を砲撃している。攻撃にはNATO諸国が使用している155ミリ口径の大砲も使われている。
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