米・オハイオ、武装した男がFBIを襲撃 トランプ氏支持者か

米オハイオ州で武装した男が連邦捜査局(FBI)の施設を襲撃し、警官らとの間で銃撃戦となった。男は射殺された。男はFBIにこのごろ捜索を受けたトランプ元大統領の支持者だとみられている。12日、米テレビ局「CNN」などが伝えている。
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事件は11日現地時間午前9時15分、米中部オハイオ州のシンシナティで発生。男はセミオートライフル「AR-15」で武装しボディーアーマーを着用していたという。FBIの施設に侵入しようとしたところ、武装警官との間で銃撃戦になり逃走。その後、高速パトロール部隊が発見・追跡し、数時間にわたり投降するよう交渉したが失敗に終わり、午後3時42分ごろに射殺されたという。
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現地警察は男の身元を明らかにしていないが、米メディアは男が同州コロンバス在住のリッキー・シファー容疑者(42)と報道。このごろFBIに捜索を受けたトランプ氏の支持者で、極右団体と関係があるという情報もあるという。また、シファー容疑者は襲撃の際、「国家との戦争を始める」とインターネット上に投稿していたという。
FBIは8月9日、フロリダ州の元大統領の住居を警告なしで捜索した。米国メディアの報道によると、今回の捜索は、トランプ氏の政府機密文書の取り扱いをめぐる事件と関連しているという。一部では核兵器関連をはじめとする書類の捜査とも報道されている。
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