広島沖 旅客船「黒潮Ⅶ」で火災 全員救助後に船は沈没

15日午前7時半頃、広島市南区の似島(にのしま)西約2.3キロの瀬戸内海で、旅客船「黒潮Ⅶ」から火災発生の118番(海上緊急番号)通報があった。毎日新聞が伝えている。
この記事をSputnikで読む
広島市消防局などの消防艇が消火活動にあたり、子ども3人を含む乗客乗員16人全員が救助された。ケガ人はなく、船は約1時間後に沈没したという。出火原因や詳しい状況については広島海上保安部が調査中。
「黒潮Ⅶ」は午前7時頃、市内の係留施設を出航。瀬戸内海をクルーズして午後に戻る予定だった。70代の男性船長は救助後、「出航後5分ほどでエアコンが利かなくなり、船尾の発電室付近から煙と火が出た」と当時の状況を説明した。
コメント