尖閣諸島 中国船2隻が領海侵入 2日連続

15日、日本の沖縄県・尖閣諸島(中国名:ジャオユイダオ)沖合で中国海警局の船2隻が日本の領海に侵入した。日本のメディアが報じた。
この記事をSputnikで読む
海上保安本部によると、15日午前4時20分ごろ、中国海警局の船舶2隻が、尖閣諸島の尖閣諸島の大正島の沖合で日本の領海に侵入した。2隻は日本の漁船からそれぞれ1キロほど離れた海域で航行しており、漁船に接近する動きを見せている。海上保安本部は領海を出るよう警告を続けている。
尖閣諸島の沖合で中国海警局の船による日本の領海への侵入が確認されたのは2日連続で、今年18件目だ。
海上保安本部は領海外側の接続水域でも中国船2隻を確認した。うち1隻は機関砲のようなものを搭載している。
尖閣諸島をめぐる日本と中国の領有権争いは、私有地だった尖閣諸島を日本政府が2012年9月に購入して国有化した後、悪化した。国有化を受け、中国では大規模な反日デモが起こった。国有化後、中国船は尖閣諸島周辺を常に航行しており、定期的に周辺水域に侵入している。
関連ニュース
台湾外務省、露中艦艇の尖閣周辺の動きを注視
中露艦艇が尖閣諸島周辺の日本の接続水域を航行=日本の防衛省
コメント