ザポロジエ原発の安全性を巡る状況

ザポリージャ原発 ウクライナ軍の砲撃後、周辺で爆発を確認

15日、ウクライナ南部のザポリージャ原子力発電所でウクライナ軍の攻撃があり、その後周辺で複数の爆発が確認された。現地当局が発表した。
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現地当局の発表によると、ウクライナ軍はドニエプル川右岸から、ザポリージャ原発周辺や隣接するエネルゴダル市街に大規模な砲撃を1時間以上にわたって行った。計約25発の砲弾が撃ち込まれたという。攻撃による爆発は、ザポリージャ原発のすぐ近くの産業区域や住宅地域で起こったという。
ザポリージャ原発はドニエプル川左岸に位置する。2月のロシアのウクライナにおける特殊軍事作戦の開始直後からロシア軍の統制下となっており、ドニエプル川を挟んでウクライナ側と対峙する最前線に位置している。露国防省によると、ザポリージャ原発は7月下旬から8月にかけて複数回にわたってウクライナ側からの砲撃を受けていた。
ロシア側は一連のウクライナ側の原発への攻撃を「核惨事をもたらしかねない原子力テロ」と呼び、国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシー事務局長による公平な調査と報告を求めている。
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