報道によると、秋葉氏は、中国が8月初頭に行った台湾周辺での軍事活動について中国側に懸念を伝えるとみられている。4日には、中国が発射した弾道ミサイル5発が、日本の排他的経済水域(EEZ)に落下する出来事が起きている。またこの日、中国外務省は、主要7カ国(G7)が台湾をめぐる情勢に関する声明を発表したことを受け、カンボジアで予定されていた日中外相会談の開催を中止したと発表した。共同通信によると、16日、日本の超党派の議員連盟「日華議員懇談会」の古屋圭司会長が、22日から24日にかけて台湾を訪問する方向で調整に入ったことが分かった。古屋氏は台湾の蔡英文総統や防衛当局と会談する見通し。岸田文雄首相は10日の記者会見で、こうした時こそ中国と「しっかり意思疎通を図ることは重要」だと強調し、日本は「中国との対話については常にオープン」であると語っていた。関連記事