トルコ、イスラエルとの外交関係回復を決定

トルコのチャヴシュオール外相は17日、駐イスラエル・トルコ大使を任命し、イスラエルとの外交関係を回復することを決定したと発表した。
この記事をSputnikで読む
チャヴシュオール氏は記者会見で「駐イスラエル大使の任命が決定し、イスラエル側からもこれに関して前向きな反応をがあった。間もなくわれわれの候補者は大統領に伝えられる」と述べた。
またチャヴシュオール氏は、このプロセスが双方にとって順調に進むことに期待を表明した。
イスラエルのヘルツォグ大統領は、外交関係回復に関するトルコ外務省の決定を歓迎した。

「トルコとの完全な外交関係回復を歓迎する。これはイスラエル国民とトルコ国民の経済関係、相互観光、友情の強化に貢献する重要な出来事だ」

イスラエルとトルコの関係は2010年、トルコからガザ地区に向かっていた船マーヴィ・マルマラ号がイスラエル特殊部隊に拿捕された事件を受けて急激に悪化した。トルコは2018年5月、イスラエル建国70年及び在イスラエル・米国大使館のテルアビブからエルサレムへの移転を背景に起こったガザ地区での抗議デモを受け、駐トルコ・イスラエル大使に国外退去を命じた。
コメント