事件は、1972年の五輪で発生したテロで死亡したイスラエルのアスリートの記念碑があるミュンヘンオリンピック公園で起こった。イスラエルの代表選手や関係者が記念碑に向かっていたとき、警備員が彼らにナチス式敬礼を行った。ドイツではこのジェスチャーは禁止されている。
代表団に同行した警官がこれに気付いた。警備員は、ベルリン在住のアラブ系の19 歳の男性であることが判明し、罰金または最大 3 年の懲役が科せられる可能性がある。
ミュンヘン五輪でのテロは、パレスチナのテロ組織「黒い九月」によって実行され、その際、イスラエル代表の11人とドイツ人の警官1人が死亡している。
関連記事