米国が密かに対レーダーミサイルをウクライナに提供

米国当局は、ウクライナ政府に対レーダーミサイルを提供しているが、このタイプの重火器の供給を公にしていない。サイト「ビジネス・インサイダー」が報じた。
この記事をSputnikで読む
米国のコリン・カール国防次官の記者団への発言を引用し、ビジネス・インサイダーは、「ウクライナの航空機から発射でき、ロシアのレーダーに影響を与えることができる対レーダーミサイルを(供給に)含めた」と報じた。しかし、同国防次官は、どのようなミサイルを供給しているかに関しては明らかにしなかった。
報道によると、米国政府はウクライナ軍に対レーダーミサイル「AGM-88 HARM」を供給しているとされる。
ウクライナでの露特別軍事作戦
米国はウクライナを兵器の実験場にしている=元CIA職員
AGM-88の存在は、ウクライナのヘリコプターや航空機による攻撃への防御に必要なロシアの防空レーダーや、米国製の多連装ロケット砲を含むウクライナの大砲を探知するための対砲兵レーダーに問題を生じさせると指摘されている。
しかし、同サイトによると、ウクライナが優位を保てるのは「ロシア軍が適応」するまでの一時的なものになる可能性が高いという。
関連ニュース
ウクライナへの欧州の軍事支援が減少傾向=ポリティコ
NATO 米国に武器供与の迅速化を要請
コメント