日本、衆議院議員2名が22日から台湾訪問 台湾は歓迎

自民党の古屋圭司衆議院議員(元国家公安委員長)と同じく自民党の木原稔・衆議院議員が22日から台湾を訪問する。古屋氏は、日本と台湾との交流を進める超党派の国会議員からなる議員連盟「日華議員懇談会」の会長を、木原氏は事務局長を務めている。台湾外交部が発表した。
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台湾外交部によると、古屋氏と木原氏は22日から24日まで台湾に滞在し、蔡英文総統や頼清徳副総統らと会談する予定。
NHKの報道によると、台湾外交部は「権威主義国家が対外的な侵略と拡張を企て、地域の緊張を引き起こし、国際秩序に挑戦しているなか、民主主義国家は一層、一致団結しなければならない」とし、「古屋氏らの訪問が台湾と日本の全方位的な友好協力関係をきっとさらに深めることになる」と歓迎している。
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先に、中国外務省の華春瑩報道官は、G7(主要7カ国)が台湾をめぐる情勢に関する声明を発表したことを受け、カンボジアのプノンペンで予定されていた日中外相会談の開催を中止したと発表した。G7外相は、中国の「威嚇的な」行動、特にエスカレーションにつながりかねない軍事演習に懸念を示すという共同声明を発表した。声明では、ナンシー・ペロシ米下院議長の台湾訪問に対する中国の「エスカレートした」対応は、地域の緊張を高める危険性があるとの見解が示された。
中国は、ペロシ下院議長の訪台を台湾分離主義への米国の支持とみなし、これを非難。大規模な軍事演習を行った。ペロシ下院議長は、8月2日から3日に台湾を訪問した。米下院議長としては1997年以来、25年ぶりの訪台となった。
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