新ワクチンはCOVID-19の新たな変異種である「デルタ・オミクロン(デルタクロン )」に対応すべく開発された。ギンツブルグ所長は「スプートニクV」は、過去の変異 種に比べてオミクロンに対しては効果が薄いと強調。そのため現在、「保健省が規定を改正し『スプートニクV』の抗原成分の変更が可能になるよう」期待されているという。
ギンツブルグ所長はまた、組み換えを基本としたウイルス変異の仕組みについても説明。細胞に2つの異なるウイルスが侵入すると、その2つはお互いに遺伝子情報を交換する。これはコロナウイルスの感染的に重要な変異種が他にも多く出現する可能性を意味している。
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