欧州ガス価格、1000 立方メートルあたり3000ドル超える さらに上昇する可能性も

インターコンチネンタル取引所(ICE)で22日、天然ガスの価格が半年ぶりに1000立方メートルあたり3000ドル(約41万円)を超えた。
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ガス価格は、欧州の他の取引所でも記録を更新している。オランダのバーチャルハブ TTF の9月先物価格は、1000立方メートルあた3034ドル(約41万5000円)まで上昇した。3000ドルを超えたのは今年3月以来。
欧州では22日、ガスプロムが欧州向けガスパイプライン「ノード・ストリーム1」の唯一稼働しているタービンの定期点検を行うと発表したのを受けて、天然ガスの価格が上昇し始めた。定期点検は、8月31日から9月2日までの3日間で、この間、「ノード・ストリーム1」は停止する。
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ガスプロムは、例えば、カナダで修理され現在はドイツにある「ノード・ストリーム1」の別のタービンの返却の遅れによってガス供給がさらに減少した場合、2022年末までにガス価格は1000 立方メートルあたり4000ドル(約547万3000円)を超える可能性があると予想している。
先に、欧州連合(EU)の石油ガス企業の幹部らは、ノルウェーに自国のガスを市場より低価格で売るよう要請する必要があるとの考えに至ったと報じられた。
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