ウクライナでの露特別軍事作戦

米国、ウクライナに公式発表よりも多くの軍事支援を実施?=米紙ポリティコ

米国の有力紙「ポリティコ」は、米国によるウクライナへの軍事支援は、米政府が公式に報告しているよりも多いとの予想を示した。
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同紙によると、米国防総省のトップは19日の会見で、米国がしばらく間、ウクライナに対レーダーミサイルHARMを供与してきたことを認めた。しかし、このような支援は公式には発表されなかった。
軍関係者は「HARMミサイルの供与を発表した当初は、公式発表での言及は具体的なものではなかった。対レーダー能力を供与するような形で説明した」と明らかにした。
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さらに、同紙の無名の情報筋は、米国がウクライナへの最新の軍事支援(19日発表)にエクスカリバー誘導砲弾を含めていたと話した。しかし、米政府はこの措置についても公表しない方が良いとした。
同紙はまた、バイデン政権がウクライナへの新たな軍事支援の一部に関して議会に送った通知書を読むことができた。文書では、とりわけ、ウクライナに送られる兵器は、通知書で挙げられるリストに「限られない」と記されている。
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同紙は「我々は、これはすべて推測であることを認める。政権のどの人物も、ウクライナへの密かな兵器輸送があったことを確認しておらず、ほのめかしたこともなかった。仮に行われたとしても、機密扱いの決定について我々と共有する可能性はほぼない」としている。
19日、米国防総省はウクライナに対し、7億7500万ドル相当(約1060億円)の追加軍事支援を発表した。無人偵察機「スカイイーグル」、対戦車ミサイル「ジャベリン」、高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」用の弾薬などが含まれた。これにより、バイデン政権下で米国がウクライナに拠出した軍事支援の総額は106億ドルに達した。さらに、また、米国防総省は、ウクライナ南部および東部での「戦況を変える」新型兵器を供与する可能性を検討していると発表した。
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