マグレガー大佐は米国メディアに定期的にみられる「ウクライナの勝利は近い」という言説について、次のように述べている。
「CIA(米中央情報局)はウクライナが負けることを知っているし、ウクライナが最上級部隊を失っていて反転攻勢を仕掛けることができないことも知っている。メディアがウクライナの勝利について書いているのは幻想で、現実には存在しない」
また、マグレガー大佐はウクライナ側は米製の高機動ロケット砲システム「ハイマース」の弾薬がほぼ尽きており、7月には欧州諸国もウクライナへの軍事支援の供与を渋り始めたと指摘している。
「ウクライナを事実上破壊した米国の人々が、今は落胆しながら状況を救済しようと図っている。彼らの考えでは、現実に背を向けて嘘をつき、ワシントン(米国)と同盟国の支援を願うことによってのみそれを達成しうるのだ」
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