デニソフ氏は「経済的要因が非常に重要な役割を演じている。急激に悪化した競争の戦いは、主要なものではないとしても、この地域と世界全体の緊張を高める非常に重要な要因だ」と述べた。
デニソフ氏によると、台湾をめぐる紛争を挑発しているのは米国であり、米国はこのような形で同地域に「制御しうるカオス」という状況をつくろうとしている。
またデニソフ氏は「米国人について述べると、これは結局のところ、まず第一に、米国側からの挑発行為であり、中国のバランスを崩し、苛立ちを引き起こし、それによって米国の戦略家たちが大好きな一種のカオスの種をまこうという意図だ。彼らは、このカオスが制御しうるものとなり、それを彼らが管理しようとしている」と述べた。
デニソフ氏によると、台湾をめぐる米国の政治家たちの行動の結果は、全世界にとって危険なものとなる可能性がある。デニソフ氏は「これは、この地域だけでなく、全世界にとっても極めて危険だ」と締めくくった。