会談は24日に行われ、事前の発表はされていなかった。同協会は半公式の仲介機関にあたる。張会長はかつて中国国務院台湾事務室のトップを務めていた。
野党訪問団は日程の中で、中国本土で居住・勤労など台湾出身者が多く集まる福建省、浙江省、珠江や長江の区域などを訪れる予定。一方、今回の訪問は台湾与党「民主進歩党」を憤慨させており、蔡英文総統は「訪問は台湾国民を失望させるだけでなく、国際社会に誤ったメッセージを発信した」と非難している。
一方の夏立言氏は、訪問の目的は中国本土を基盤とする台湾出身の企業家、学生、農水関係者が抱える問題の解決への協力に他ならないと主張している。
関連記事