養蜂箱配置プロジェクトは、2020年にNATO本部で開始され、その際、2つの巣箱がはじめて用意された。蜂蜜の生産は順調に進み、2022年までに機関の敷地内の養蜂箱の数は2倍になった。
同サイトでは、「それぞれの巣箱では、1シーズンに約80~100キロの蜂蜜が生産され、そのほとんどは生命活動を維持するため、蜜蜂に残される。NATOの養蜂担当者らは、各巣箱から年間約25キロの蜂蜜を収集している。2022年の収穫の大部分は、地域および国際的な環境プロジェクトを支援するためのチャリティーバザーで販売された」と述べている。
養蜂分野の成功により、NATOの本部職員には、この分野での活動の発展が求められた。ミツバチが生態系の安定に好ましい影響を与えることが確認されたため、同機関は、その保護に大きな関心を寄せており、今年から養蜂に関するセミナーの開催を予定している。
通信社「スプートニク」は以前、米国の研究者が、気候変動が蜜蜂の身体のサイズダウンを引き起こしていることを紹介した。
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