チュニジアがTICAD8の出席者を迎える準備 セキュリティ対策を強化

8月27日、28日にチュニジアで開催される第8回アフリカ開発会議(Tokyo International Conference on African Development)を前に、同国政府は、アフリカの指導者や国連代表、日本からの来賓を迎えるにあたって、警備体制を強化している。サイト「Crisis24」が報じた。
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チュニジア当局は、日本の林芳正外務大臣を含む要人が滞在する期間、自国の空域を閉鎖する予定でいる。TICAD8の議事日程の用意と開催成功に向け多大な準備を進めてきた岸田首相は、会議を前に新型コロナウイルスに感染、直接会場に出向くことができなくなった。アフリカ連合や国連アフリカ特別顧問室、国連開発計画、世界銀行の代表もチュニジアを訪れる。これらの組織はすべて、日本政府とともにTICADの共同主催者となる。
日本の外務省がサイトで公式に発表したところによると、TICAD8において日本政府は、アフリカ諸国が自ら発展しようとする意欲を強く支持し、新型コロナのパンデミック後の復興の道筋を描くのを支援するつもりだ。この目的のため、日本政府は、岸田首相のリーダーシップの下、日本からアフリカ諸国への支援で次の3つの主要分野を概説した。
1.
持続可能な経済成長と経済的不平等の是正を達成
2.
個人の権利の揺るぎない尊重を基礎とした安定した社会の構築
3.
アフリカ各国の努力への支援とアフリカにおける恒久平和の確立
これらのテーマは、日本とアフリカ諸国の外相会議で議論されることが予定されている。
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また、外務省のサイトによると、日本は、医療や疫学の分野をはじめ、農業やその他の分野で働く人材の教育で支援を行う用意があるという。
日本政府の他、アフリカ連合と国連アフリカ特別顧問室、国連開発計画、世界銀行がTICADの共同主催者となっている。会議にはこれら組織の代表者が出席し、多くのテーマ別イベントが開催される。 たとえば、ユニセフは、パンデミックとの闘いやアフリカの医療制度の改善、アフリカの子供たちの普遍的な学校教育の実現といったテーマで、日本とアフリカ、および外国の専門家が参加するワークショップを計画している。また、チュニジア当局として、子供と医療、イノベーションへの投資の必要性を示す一連のテーマ別展示を用意している。
通信社「スプートニク」は以前、日本をはじめ、多くの国がアフリカでの影響力の拡大と強化に努めていると報じた。世界の未来はアフリカの将来に大きく左右され、米国はアフリカ大陸の国々との関係に大きな注意を払っている。
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