維新の会の代表選 馬場共同代表が新たな代表に選出

27日、日本維新の会の代表選挙が行われ、馬場伸幸共同代表が新たな代表に選出された。日本の各メディアが報じている。
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NHKなどによると、同党の代表選には、衆議院議員の足立康史氏と共同代表の馬場伸幸氏、参議院議員の梅村みずほ氏が立候補していた。
選挙では、大阪で進めてきた行財政改革を全国に広めるとした松井代表の路線の継承を訴えていた馬場氏が、足立、梅村の両氏を抑えた。馬場氏は、衆議院大阪17区選出の当選4回。前身の「おおさか維新の会」の時代から党の幹事長を務めてきた。
馬場氏は選出にあたり、松井氏を継承し、改革を前に進めたいと抱負を語った。また、共同代表には副代表で大阪府知事の吉村洋文氏をあてるという。
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参院選が行われた10日夜、日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は、参院選が終わったら、次の代表にしっかり引き継ぎたいと辞任する意向を示していた。同氏は2020年11月の大阪都構想の否決後、市長職の任期満了をもって政界を引退すると表明していた。
日本維新の会は野党でありながら保守層の支持を受け、防衛政策などにおいては自民党以上に過激な主張を行うことがある。昨今の防衛力強化の議論では、自民党や維新の一部議員は抑止力を高めるために核共有を検討するよう求めるなどし、露外務省も「日本の核共有の議論は北東アジアの脅威にさらす」と反発していた。
また、馬場伸幸氏は7月にロシア外務省によるロシア入国禁止のブラックリストに追加されている。
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