岸田内閣の不支持率、発足以来最高に=朝日新聞による世論調査

朝日新聞社が27日から28にかけて行った全国世論調査で、岸田文雄内閣の支持率は47%(前回7月調査は57%)と大幅に下落した。不支持率は39%と内閣発足以来最高となった。
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朝日新聞社が実施した世論調査によると、岸田内閣の不支持率は2021年10月の内閣発足以来最高だった2月の30%を大きく上回り、39%に跳ね上がった。前回7月の世論調査では25%だった。
なかでも、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐる問題について、82%が政治家は同団体との関係を断ち切るべきだと回答した。
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このほか、各項目で政府の対応に対し「反対」と回答した人の割合が多く見られた。安倍晋三元首相の国葬について「賛成」と回答したのは41%、「反対」と回答したのは50%だった。物価上昇への岸田首相の対応については「評価する」と回答したのは21%、「評価しない」と回答したのは67%だった。
また、国内の原発について新設や増設に「賛成」と回答したのは34%、「反対」と回答したのは58%だった。
調査はコンピューターで無作為に作成された固定電話と携帯電話に電話をかけるRDD方式で行われ、計998人のから回答を得た。
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