反撃能力も含め、検討していく=浜田防衛相 日本周辺には相当数の弾道ミサイル

日本の浜田靖一防衛相は29日、報道各社のインタビューに応じ、日本の周辺には相当数の弾道ミサイルが配備されるなど、国民の生命などに甚大な被害を与えるおそれがあるとし、「ミサイル迎撃能力の向上だけではなく、いわゆる反撃能力も含め、あらゆる選択肢を排除せず現実的に検討していく」と述べた。NHKが報じた。
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NHKによると、浜田氏は現在の国際情勢について「戦後最大の試練の時を迎え、既存の秩序は深刻な挑戦を受け、新たな危機の時代に突入している」と指摘した。
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日本を取り巻く安全保障環境については「周辺には相当数の弾道ミサイルが開発・配備され、ひとたび発射されれば極めて短時間でわが国に到達し、国民の生命や財産に甚大な被害を与えるおそれがある」とし、「国民の命や暮らしを守る十分な備えができているのかという問題意識のもと、ミサイル迎撃能力の向上だけではなく、いわゆる反撃能力も含め、あらゆる選択肢を排除せず現実的に検討していく」と述べた。
日本の岸田首相は今月10日、内閣改造を行い、第2次岸田改造内閣が正式に発足した。浜田氏は2008年に麻生内閣で防衛相に就いて以来、2度目の就任となった。
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