ガンツ氏は日・イスラエル外交関係樹立70周年の節目に合わせて、イスラエル防衛相としては約10年ぶりに来日した。防衛相会談では「自由で開かれたインド太平洋」や中東情勢、ウクライナ情勢などが議題にあがったほか、二国間の防衛装備、技術協力や軍軍種間協力などを深化させることで一致した。
ガンツ防衛相は訪日に先立つ27日、米国を訪問し国家安全保障担当のサリバン大統領補佐官と会談し、イランの核開発の阻止を訴えた。米国とイランはトランプ政権によって中止となった核合意の復活に向けて交渉を進めているが、イランと対立するイスラエルは新たな合意によってイランの核開発が止まることはないと主張し、危機感を強めている。
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