「ボストーク2022」は9月1日から7日にかけてロシア軍参謀総長の指揮の下、攻防作戦の実践訓練が行われる。軍人5万人超が参加し、航空機140機、軍艦・ボート・補給船など60隻などの兵器・軍事装備5000台超が動員される。
各部隊の指導者が出席する中、ロシア国防次官のユヌス=ベク・エヴクロフ大佐が開会を宣言。
「本日、10か国の兵士・将校が一列に並び、計14か国が演習に参加している。9か所の訓練場においてリアルタイムで、統一された考えに基づいて数万人の軍人と数千台の兵器が軍事演習課題を遂行する」
次官は、数カ国合同による演習は軍隊準備における共通の理解の醸成、作戦・戦術レベルにおける部隊指揮と連携に役立ち、軍人間の友好と仲間意識を強めると強調した。
参加国であるアゼルバイジャン、アルジェリア、アルメニア、ベラルーシ、インド、カザフスタン、キルギス共和国、中国、ラオス、モンゴル、ニカラグア、シリア、タジキスタンの当局代表も挨拶し、訓練の平和的性質、参加国軍の間の相互理解と連携、軍事共同体強化の方針を強調した。