台湾に関する現状変更は容認できない=ホワイトハウス

米国家安全保障会議のカービー戦略広報調整官は31日、台湾に関する現状変更は容認できないとの考えを示した。
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カービー氏によると、米国は「一つの中国」政策を変更する必要性などはないと考えており、また中国に対して台湾をめぐる緊張緩和を呼びかけている。
台湾をめぐる情勢は、8月初旬に米国のペロシ下院議長が台湾を訪問した後、悪化した。台湾を自国の一部とみなしている中国は、ペロシ氏の訪台を非難し、この動きに台湾の分離主義に対する米国の支援を見て取った。これを受け、中国は大規模な軍事演習を行っている。
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