シンガポールの石油タンカーがスエズ運河で座礁

シンガポール船籍の石油タンカー「アフィニティ」がスエズ運河で座礁し、運河の航行は停止された。アル・アラビーア通信が消息筋を引用して報じた。
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石油タンカー「アフィニティ」(6万4千トン、全長252メートル)の座礁により、スエズ運河は現在、航行中止が発表されている。座礁した理由は操縦上のミスだという。
その後、石油タンカーは牽引により浅瀬から引きあげられた。近く運河の航行再開は許可される見通し。
スエズ運河では2021年3月23日、パナマの国旗を掲げて中国から出航し、ロッテルダムへ向かう最中にスエズ運河の151キロメートル地点で浅瀬で座礁し、6日間にわたって運河をふさいで、全航行を止めた。コンテナー船は幾度かの試みの後、15隻を超えるタグボートの牽引のおかげで、ようやく3月29日に浅瀬から引きあげられ、運河の運航が再開されていた。
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