アルゼンチン 副大統領が男に銃口を向けられる事件が発生

アルゼンチンの警察は、同国のクリスティーナ・フェルナンデス・デ・キルチネル副大統領への銃撃を試みた男を拘束した。アルゼンチン紙「クラリン」が報じている。
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事件は1日の夜、副大統領が自宅付近で車から降りようとしたときに発生した。その車付近の群衆の中にいた男が、副大統領に銃口を向けたという。男はすぐに取り押さえられ、拘束された。
アルゼンチンのアニバル・フェルナンデス国家安全保障相は、同メディアに対し、男が銃を所持していたことを確認した。男は35歳のブラジル人で、3月に武器所持で逮捕された経歴があった。
この事件を受け、アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は、2日を副大統領への支持を表明するデモ行進のための休日とすると宣言した。また大統領は、副大統領が「信じられないような理由で」生き延びたのは、銃弾が発射されなかったからだと明らかにした。
これよりも前、フェルナンデス・デ・キルチネル氏が大統領を務めていた当初(2007年〜2015年)、サンタクルス州の公共事業で汚職に関わったとして起訴され、検察が禁錮12年を求刑したことが明らかになった。
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