新型コロナウイルス

パンデミック時、国の権限を強化

政府は2日、新型コロナウイルス感染症対策本部を首相官邸で開き、新たな感染症危機に備える総合的な方針を決定した。
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世界的な大流行「パンデミック」時の国や都道府県の権限を強化するのが狙い。地域の中核病院などに病床の提供を義務付け、都道府県との事前協定通りに患者を受け入れなければ罰則を科す。国の司令塔「内閣感染症危機管理統括庁」は2023年度中に創設する。
コロナの感染拡大に病床確保が追い付かず、患者受け入れが不十分だった教訓を踏まえ、行政の強制力を高める。ただ協定締結は任意。治療に当たる医師・看護師の確保も課題で、制度の実効性が問われる。
(c)KYODONEWS
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