火災が発生したのは8月22日、広東省恵州(けいしゅう)市にある工場の倉庫。倉庫では、複数の作業員がマットレスやソファなどに使われる発砲ポリエチレン(EPE)をロール状に並べていた。
しかしある時、そのうちの一人がロールに接近。ライターで火をつけた。火はたちまち隣のロールへと燃え移り、大炎上となった。
怖気づいた作業員はその場から逃げ出したが、火は倉庫を飲み込み大火災へと発展。その後、作業員は逮捕された。
報道によると、作業員らが並べていた発砲ポリエチレンは生産されたばかりのもので、極めて可燃性の高いブタンガスが付着したままだったという。
現在、当事件は捜査中とのことだが、報道によると作業員は「好奇心から発砲ポリエチレンをテストしてみたかった」と話しているという。