同氏はイタリアのチェルノッビオで開催された経済フォーラムで「エネルギー輸入に関しては2021年の430億から2022年の1000億に移行する可能性がある。600億の増加は、GDPの3%に相当し、イタリアの資源が海外に流出することを意味する」と述べた。同氏によると、2021年にイタリアは必要なエネルギー量の4分の3を輸入した。
フランコ氏は、イタリア政府が2024年までにロシア産ガス供給への依存を取り除くために努力を続けていることを強調し、「実際、可能であれば、この目標を早期に達成することを急いでいる」と語った。
これより前、欧州理事会のシャルル・ミシェル議長は、欧州委員会(EC)は電気・ガス料金の引き下げ方法について具体的な提案をまだ示していないことを指摘。現在の状況であと数週間あるいは数カ月と待つような余裕は許されないと非難した。
先に、ロシアのエネルギー企業「ガスプロム」のアレクセイ・ミレル社長は31日、「石油・ガス産業労働者の日」を記念した会合で、世界のエネルギーシステムは制裁と外国の規制当局の根本的に間違った決定により変化していると述べた。
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