5日、複数の専門家が、TikTokのサーバーがハッキングされた恐れがあり、そのサーバー内にユーザーの個人情報が含まれている可能性があると指摘した。そのわずか数日前には、米マイクロソフト社が、TikTokのAndroid用アプリで「ハッカーがワンクリックでユーザーのアカウントに侵入できる可能性がある深刻な脆弱性」が見つかったと発表していた。
マイクロソフトによると、この脆弱性により、ハッカーは「プライベートな動画の公開や、メッセージの送信、ユーザーの代わりに動画をアップロードできる他、TikTokのプロフィールや個人情報にアクセスし、変更できる可能性がある」という。
TikTok側は、ハッキングは誤りであると発表している。当社のセキュリティチームは「問題のコードはTikTokのソースコードとは全く関係がない」と述べている。
一方、「BeeHive CyberSecurity」の専門家がTikTokユーザーデータの一部を調査したところ、TikTokのデータが流出したことを確認した。BeeHiveは、アカウントのパスワードを変更し、二要素認証を有効にするようユーザーに呼びかけている。
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