12月にフランスのインフレ率は6.6%に到達、エネルギー燃料価格は20%増

フランスでは12月にインフレ率が年換算で6.6%に達し、エネルギー燃料の価格は21%近く上昇する。仏国立統計経済研究所(INSEE)のデータを引用して現地メディアが報じた。
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2022年の経済成長率は2.6%で2021年の6.8%から大きく下落する一方、12月にインフレ率は年換算で6.6%に達するという。フランスでは7月のインフレ率が6.1%に達し、1985年7月以来、最も高い水準にあった。その後、8月にインフレ率は5.9%まで落ち着いていたものの、アナリストらは秋に一定の水準でインフレは加速すると見ている。
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エネルギー燃料についても同様の見通しで、価格上昇率は12月にかけて約20.8%に達する見通し。これにより食料品価格に大きな影響が出る模様。食料品価格の上昇率は、8月の段階で11.7%に達している。
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