ベルルスコーニ元首相は現地メディアの生中継で次のように発言した。
「思うに、メルケルと私は、あるいは彼女自身だけでも、プーチンと話し合うことができる。彼女と一緒に私は考え直させる試みに出られるだろう」
また対露制裁について言及した中で元首相はロシア側が欧州と接近する代わりに「中国の共産主義的全体主義を強化している」とし、失望の念を示した。元首相は、ロシアが制裁により経済的損失を被るとは見ておらず、「制裁とガス価格の上限設定に問題なく対抗できる」と発言した。
4月上旬にベルルスコーニ首相はプーチン大統領の行動に失望の念を表明していた。元首相はローマで開かれた党のイベントに出席した中で、「ウラジーミル・プーチンの行動に深く失望し、がっかりしている、彼は全世界を前に大変な責任を負ってしまった」と発言していた。
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