日印防衛相会談 日印戦闘機共同訓練の実施に向けて調整が進んでいることを歓迎

日本の防衛省は8日、日本時間同日午前、防衛省において日印防衛相会談が行われたと発表した。
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防衛省によると、日本の浜田防衛相は、日本を訪れているインドのシン印国防相と約90分間会談した。両氏は、初となる日印戦闘機共同訓練の実施に向けて調整が進んでいることを歓迎したほか、防衛装備・技術協力について、引き続き具体的な協力に向けて両国で連携していくことを確認した。
浜田氏は「日印防衛当局間の連携は強化されている。自由で開かれたインド太平洋実現のため、防衛協力をさらに深化させたい」と述べ、これに対し、シン氏は「両国がインド太平洋地域とインド洋地域の平和、安全、安定の確保に役割を果たすことを確信している」と述べた。
両氏は、防衛当局間の緊密なコミュニケーションの継続や、防衛協力・交流を引き続き活発に進めていくことで一致した。
また両氏は、ウクライナ情勢を含む地域情勢についても意見を交わし、一方的な現状変更の試みに訴えることなく、国際法に従って紛争の平和的解決を追求しなければならないことを強調した。
8日午後には、第2回日印外務・防衛閣僚会合「2+2(ツープラスツー)」も開かれる。日本側からは林外相及び浜田防衛相が、インド側からはジャイシャンカル外相及びシン国防相が出席する。
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