ベラルーシの人権団体「ビャスナ」などによると、禁固16年の判決を受けた日本人男性はアキヒロ・ガエフスキー・ハナダ氏(22)。母親は在ベラルーシ日本大使館の元職員の日本人で、父親はベラルーシ人空手トレーナーだという。2020年8月12日に逮捕され、今年4月から「騒乱への参加」など複数の罪状に関する審理が行われていた。22400ベラルーシ・ルーブル(約128万円)の罰金刑も受けた。また、共同通信によると、在ベラルーシ日本大使館は「可能な限りの支援を行う」と説明している。ベラルーシでは2020年8月の大統領選挙の結果をめぐり大規模な抗議デモが起こった。当局はルカシェンコ大統領の再選を発表したが、野党は選挙に不正があったとして結果を認めず、国民の間にも一時激しい反政府活動が広まった。関連ニュース