ビザ簡易交付の完全停止は、EUの公式的なジャーナルに発表後、9月12日にも発効する。簡易交付合意の停止が発効した後は、ロシア国民にはビザ発効の共通の規則が適用される。ビザ申請の費用は80ユーロとなり、申請に要される追加書類が増えるほか、交付に要される日数も45日まで延長され、最悪の場合、最長6カ月が要される。ロシア国民に対するEUのビザ簡易交付の完全停止については、これより前、オーストリアのシャレンベルク外相がこうした決定が取るのは間違っていると指摘していた。関連記事