宮城・多賀城の市役所で大混乱 10割増し商品券に市民殺到で長蛇の列

宮城県多賀城市が経済対策で発行した市民限定の10割増し商品券の追加販売が10日、市役所で先着順に行われた。購入希望の市民が殺到して長蛇の列は最大1キロに達し、救急搬送される人も出た。日本のメディアが報じた。
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商品券は1セット1万円分を5千円で購入できるというもの。7、8月に1世帯1セット限定で販売。売れ残った1万2608セットを1人2セットまでとして追加販売した。市役所1階に窓口5カ所を設置し、事業を委託する多賀城・七ケ浜商工会と市の職員が対応した。
市によると、販売開始は午前9時半を予定したが、午前9時には既に1500人以上が並んだ。地元消防合によると、並んでいたとみられる30代と40代の女性2人が、熱中症の症状で救急搬送された。周辺は市役所へ向かう車で混雑し、渋滞は1.5キロ以上に及んだ。
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