日本銀行が発表した8月の企業物価指数の速報値は、2020年の平均を100とした水準で115.1と、5か月連続で過去最高となった。
ウクライナ情勢や外国為替市場で円安が続いていることが背景にあり、原材料の価格が上昇している。
対象となった515品目のうち、8割以上の431品目が値上がりした。
なかでも、「電力・都市ガス・水道」が33.4%(前年同月比)、「鉱産物」が26.6%、「鉄鋼」が26.1%上昇した。このほか「木材・木製品」が20.2%、「石油・石炭製品」も15.6%上昇した。
NHKによると、日本銀行は「引き続き資源や穀物の市況のほか、原材料高の動きなどを注視したい」としている。
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