ツイッターが13日の株主総会終了後に発表した暫定的な集計結果によると、マスク氏による買収への賛否を問う議案は発行済み株式数の過半数の賛成票を獲得して可決した。投じられた票の98%超が買収取引を支持したという。ツイッターは株主総会の結果を受けマスク氏に取引完了を迫るが、買収実現の見通しは立っていない。マスク氏はツイッターを1株あたり54ドル20セントで買収する計画を示していた。41ドル前後で推移するツイッター株の保有者にとっては有利な内容となっている。マスク氏は4月25日、ツイッター社を約440億ドルで買収することで合意した。買収は年内に完了する予定だったが、マスク氏は7月9日、ツイッターが契約上の義務を順守していないとして、買収を撤回した。マスク氏はツイッターに対し、スパムおよび偽アカウントが5%以下であるかどうかの確認を要求していた。関連ニュース